The cotton conection

2012.06.25

はじめてのキッシュ

090408 836さぁ、熱が冷めないうちに・・・まさかの(笑)お料理ブログです。まず始めに私がどれだけ料理オンチかご存知ない方に数々の武勇伝をご紹介したいのですが、記事スペースの関係で3つだけ。キャベツとレタスの区別がついたのはおそらくもう「子ども」とは言えない年になってから。焼きそばを作ろうと麺を炒めはじめて、なかなか「茶色の焼きそば」にならないので焦げるまで炒め(痛め)続け、ソースの存在に気づいたのはもう「食べ物」と呼べない状態になってから。小学生なら笑えますが、それは確かもう就職後の話です。そして最後に結婚後の話。料理本を見て一生懸命作っていた時代がありました。その時にねぎと間違えて買ってきたのはニラでした。

あれから何年たったでしょう。私の料理に愛想をつかし夫が作るようになっても普段は何とかそれなりにやってきたつもりです。少しはまともなものも作れるようになりました。そして先日書いたブログのように、料理は嫌いではないのです。たまーーにものすごく興味がわくのです。料理教室で残ったパイ生地をいただいてきて、しかも先生に「ブログ楽しみにしてるね!」なんて言われちゃったらもう作るしかありません。

まず最初にしたこと。エプロンをすること。これは基本中の基本ですね。気合いが入ります。(←こんなこと記事に書くほど普段「料理」をおろそかにしています)教室では玉ねぎ・かぼちゃ・ズッキーニとマッシュルームでしたが、家にあるもので今回はかぼちゃ・さつまいも・玉ねぎ・なす・パプリカを炒めました。去年アメリカの慶子さんに教わった時も、とにかく野菜をじっくり炒め、蒸し煮すること。まだ?ねーまだ?・・・というほどじっくり炒めていたのを覚えています。今回もそうだったので、なるほどーと思いました。蒸すと甘味成分が増すと聞きますが、甘味(うまみ)って何さ、「うまい」=「おいしい」ってことでしょ?「おいしさ」が増すなんてその人個人で好みが違うのだから・・・なんてド素人は思っていました。まぁ今でも良く理解はできていませんが、とにかくじっくり野菜を炒めたり蒸したりすることによって体にも心にも良い状態でいただけるということかな、と思うことにします。パイ生地から作るとなると大変ですが、今回はそれは省略できたので野菜を炒め、ソースを作り、うちにあるのは「なんちゃってオーブン」ですが何とか成功したと思います。(来年こそやっと家が建つ予定ですが、ここでさりげなく夫に「オーブンが欲しい」をアピール。笑)ほくほくしてやわらかくてとても美味しかった。毒味の娘も美味しい!と言ってくれました。しかし完成後、レシピを見て愕然・・・。タイトルは「玄米キッシュ」。私のは玄米じゃないから、えっと、何キッシュ?・・・とそこで玄米の変わりにショートパスタを入れようと思っていたのに、すっかり入れ忘れたことに気づきました。ということで、命名したのは「野菜たっぷりキッシュ」。ま、これでよし、と。

上にも出てきた「アメリカの慶子さん」が言っていました。「毎日の食事は家族そのものだよ」。料理のプロでもある彼女ですが、家族を守るために一日中キッチンに立つ姿は本当にステキです。毎日の食事をおろそかにしないこと。ほんの少しでもいいからいつか慶子さんみたいにキッチンの似合う女性になりたいなぁ。

ところで、オーブンに映ったテーブルの上で倒れているのは「おじぎちゃん」。この土日でさらに薄汚れてきました。今日こそ洗います。

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