私はお料理が苦手です。基本を知りません。結婚10年、どうして上手にならないかというと、夫が料理上手なので。という言い訳をして自分のセンスのなさをまだ認めたくないけれど、そろそろ認めないとという状況です(え、どんな状況?)。
とにかく何でもできると思っていたのに(←自信過剰)お料理だけはできない私なのです。一応娘のタメに毎日つくりますが、何だか腑に落ちない。本を見て一生懸命作り出しても、なぜか途中で自分流(←これは出来る人にしか通用しない)に変更してしまいどんどん見本とは違う食べ物に。娘はまだお料理に上手い下手があることに気づいていません。ただ、「お父さんのお料理はおいしい」ということは知っているのでそろそろまずいかも・・・。
去年の夏、アメリカ滞在中にお世話になった家で散々体験させていただいた豊かな食生活。野菜中心のマクロビオティックというものですが、本当に体調が良くなりました。帰国後も何とか一生懸命似たような食生活になれるよう頑張りましたが、やはりダメでした。もちろん我が家ではお肉やお魚は食べますが、少しでも野菜を多くとれることを目指していたのです。(去年のアメリカ滞在記はこちら)
今度は岐阜の近くに住む友人が主催するマクロビオティックのお料理教室に参加させてもらう機会がありました。去年の夏を懐かしく思い出しながら、最近の調子悪いからだを何とか直したくて今度こそ!と何かを吸収するためにはりきって参加しました。
メニューは、
夏野菜と玄米の豆乳ベシャメルソースキッシュ
お豆のミネストローネ
ルッコラと大豆たんぱくから揚げサラダ
豆乳なめらかプリン
何が楽しいって久しぶりに「生徒側」でいたこと。教室を運営する側だったここ数年、当日まで楽しみにしてワクワクとドキドキの中で参加する時の気持ちを忘れていました。夫は豆乳が苦手なので我が家でこのまま作ることは難しいですが、夫のいない今ならできる!娘を実験台に少しずつこんな食生活を取り入れられたら・・・と夢を見ながら帰ってきました。あー楽しかった!私にはあまりにも未知の世界でことばひとつひとつが新鮮でした。ショートニングって?フィリング?ベシャメル?基本のお料理も出来ないままの私ですが、まぁお料理に興味をもつ切り口はどこにあってもいいわけで。キライではないのが救いです。こうしてたまに刺激を受けることで何かが変わっていくはず、と信じています。
それにしても、去年3週間体験したマクロビオティックの食生活。本当に体調が良くなったのです。何だか調子の悪い今日この頃、革命を起こすのは今では!?・・・・と、いまだに「おかず一年生」を愛用しながらも格闘の日々はつづくのでした。(写真は今年2月頃の投稿写真)