The cotton conection

2011.11.14

キルトウィーク横浜終了しました

111112aはじめての出店から7年目を迎えた今年のキルトウィーク横浜。無事終了しました。ブースに訪れてくださったたくさんのお客さま、生徒さん、友人、本当にありがとうございました。今年はブースの位置が角ではなく、内側のため壁が三面。そうすると何が大変かと言うと「飾る場所がたくさんある!」ということです。飾るものが見事になかった今年、まぁ、なんとか生地を並べて貼って・・・やりすごしましたが、本当に申し訳なかったです。サンプルをつくる時間は全くなく、生徒さんや先生方にお願いすればたくさん集まっただろうに、そんな準備をする余裕もなく・・・オンラインショップの閉店セールからそのままイベント準備へと突入し、必死で駆け抜けた数週間でした。
そしてこのイベント終了とともに、私の大仕事もひとまずはおしまい。なんだか長い留学生活(それほど長い留学経験はないけどね)から久しぶりに自宅に帰ってきたような、無事に終わったことの安堵感と多少なりとも常に持っていた緊張感などから突然開放された感覚です。オンラインショップを始めて実店舗の開店、閉店、また開店、そしてまた閉店、その間の出産、引越し、キルト制作など、いつもなんとなく無理をして過ごしてきました。
今回オンラインショップを閉じることを娘に伝えたところ、「やったー!ありがとう!」と言われました。どうして「ありがとう?」と不思議に思い聞いてみると、「だってこれからはたくさん遊べるんでしょ?」とのこと。何だか素直にお礼を言われたことに違和感を感じたけれど、同時に罪悪感も。家族が一番と思い続けてはいたけれど、全くその逆の暮らしをしてきました。
これまでも何度も「家族のために!」と閉店やら縮小やらしてきたのにそれでも結果は同じ。いいかげんにしなくちゃと今年の夏決意したのでした。そうして今後も仕事は続くけれど、違うカタチ。111112cキルト作品のオーダーを2つ受けているので、その制作にまずは全力をつくします。そして1月には東京ドームにて日本最大のキルトショー。今度こそ何かしらサンプルを持っていけるように準備します。(あ、言っちゃっていいのか?)
今年全く手をつけていない経理や事務処理もまだまだ残っていますが、ひとまずはこの数週間で荒れに荒れた家の中を整理整頓しなくては。

土曜日のイベント最終日夕方には娘も来て搬出を手伝ってくれました。絶対に無理なことを「モトちゃんがやるの!」と言い張り余計に時間がかかりましたが、そんな無理をする娘は私にそっくりなのかもしれない。ホメ言葉のつもりで「さすが生地屋のムスメ!」と言ったら、泣いて怒り出し、娘が言った言葉は・・・
「生地屋のお姉さんがいいの!」でした。乙女心は微妙だなぁ。

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