The cotton conection

2012.06.12

会話

いつもiPhoneで写真を撮りそれをアップするのですが、今日はブログに掲載できるような写真が・・・ない。ちょっと考えていたのは、最近娘がハマッている小魚を甘からく煮たスナックのようなもの。でも私がつくったそれをアップする勇気はまったくないです。とりあえず美味しくはできたのですけどね。娘が喜んで食べてくれるので母としてはそれだけで満足です。
先日それを食べていた時のこと、あんまり食べ過ぎているので「もうそれくらいにしたら~」と言うと、「あ、そうだね、あんまり食べ過ぎるとネコになっちゃうもんね。」と恐る恐る最後に手にしていたものを戻した娘。そんなこと一言も言ったことないのにどこで聞いてきたのでしょう。おかしくて笑いそうだったけどあまりに真剣な顔で言うので私も真剣に「そうだね、気をつけてね」と返しました。その後もひとりごとのように「まずどこからかなぁ」とつぶやいていました。「え?何が?」と聞き返すと、「だから、まず耳がこの辺から出てくるのかなぁ?って」と頭に手をやりまるでネコに今にもなってしまいそうな格好。とりあえず、「やっぱり、しっぽからじゃないの」と言うと「へ~」と妙に納得した様子。子どもって本当におもしろい。
さらに、思い出した。先日車に乗っていてラジオがついていました。ラジオの特集はかなり古い「松田聖子」などのかつてのアイドルたちの曲。曲の合い間の会話で聴こえてきた「せいこちゃんカットって流行りましたよねぇ」という言葉。娘は聞き逃しませんでした。(私の名前は聖子)「お母さん!せいこちゃんカットだって!お母さんのこと言ってるよ!」と。そこまではまぁよくあることで、「微笑ましい」くらいです。しかしその後の言葉で絶句。

「そっかぁ、いつもお母さんカットしてるもんね。生地。いつもシャーって生地カットしてるでしょ。だからせいこちゃんカットなんでしょ!?へ~」

確かに。私は仕事柄生地をよくカットします。はい。よく見てるなぁと私だけ大爆笑のひとときでした。お客さま、私は「せいこちゃんカット」をしてから生地を梱包し、発送させていただいております、はい。

娘が1歳2歳の頃は、早く会話がしたいなぁと毎日毎日心の底から思っていたけど、今ではすっかり大きくなり「ちょっと静かにしていてくれるかな」と言いたくなるほどおしゃべりばかり。大人同士では絶対に成立しない、こんなおもしろい会話、いつまでできるかなぁ。今度はこんな時期がずっと続けばいいなと心の底から思う今日この頃でした。ま、いつまでも勘違いがゆるされるかわいい年じゃいられないけど。

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