逗子で3歳からはじめたピアノ。友人の紹介で見つけたとてもステキな先生。娘にとっては教室ではなく「遊ぶ場所」として楽しく通っていたと思いますが、少しずつ上達し始めたころに引越しのため中断。岐阜へ引っ越してきてからなかなか教室を決められずにいましたが、いろいろあって時間がかかり、ようやく5月の終わり頃から再開できることになりました。以前の先生とは違って若い(失礼・・・)先生で、時間もぴったり30分。「遊び」はありません。(以前は教室前後におやつを食べたりお話をしたりたっぷり遊んでもらってから帰りました) といっても今回の先生も明るくさわやかな先生でハキハキとして、いろいろと見学をした中で娘の一番のお気に入り先生でした。(親の思惑はいろいろあったのですが)
実は娘よりも後にピアノを始めた同じ年の姪っ子は、もうとっくに両手でスラスラと(?)楽譜を見ながら上手に弾くことができます(ママがピアノの先生だったので血筋もあると思いますが・・・)。娘は超がつくマイペースな上、練習をまったくしないのでいまだに片手でドレミだけ。数回やって先生が不安そうに言いました。「もとこちゃんはあまりピアノに興味がないようですが・・・こんな感じのレッスンで大丈夫でしょうか」。私は全く急いでいないこと。音楽を楽しめればよいこと。無理やり弾けるようにしなくても良いことを伝えました。私は同じように3歳からピアノをはじめ、何回も先生が代わりましたがその度に辞めたくて辞めたくて仕方がありませんでした。それでも何となく弾いてみたいなと思う曲があれば今でも楽譜が読めることは、生きるうえで絶対必要ではないけれど、趣味のひとつとして楽しいことだと思います。(実はこの年になってまたピアノが弾きたい病にかかっています)
それにしても、あまり練習をしないのも先生に申し訳ないので、小さなおもちゃのピアノでたまに練習をしたりしていました。姪っ子の家にいけば大きなグランドピアノがあるので、先生には「借りてきちんと練習します」なんて言ったけど・・・実際は子どもが集まれば遊ぶ方が楽しいにきまっています。全くやりません。家にピアノがあればなぁと思っていました。そんな今日この頃だったのですが、なんと!昨日思いがけず、娘にピッタリのミニ電子ピアノをいただいちゃいました!!先生の生徒さんがもう使わないからと寄付してくださったそうで、無料で譲っていただいたのです。来年あたり本物を買おうとは思っていたけれど、高価なものなので実際いつ買えるかは分かりません。それまでのつなぎとしては十分りっぱなものです。本当にありがとうございました。そして昨晩は私も早速昔使っていた楽譜を出してきては、いつか娘と連弾したいな・・・なんて夢みる夜なのでした。
2012.07.25