The cotton conection

2012.08.06

生き物たち

090408 1933ついに・・・我が家にもやってきました。ザリガニ。保育園で皆がとってきたのか、先生たちが捕まえてきたのか分かりませんが、大きなタライにたくさん入っていたザリガニ君たち。そのタライの周りにいつも子どもたちが群がり触ったり観察したり興味津々に見ていました。あれは今後どうするのかなぁとは思っていましたが、やはり恐れていた現実がやってきてしまったのです。「ご自由にどうぞ」・・・!保育園の玄関でそれを見つけた娘。どうしても連れて帰るとききません。飼育は大変だからと言いましたが、本当は私が苦手なだけ。それでも皆連れて帰るのに娘だけダメというのもかわいそう。恒例の「じゃぁ、おばあちゃんちに連れて行ってどうすればいいか聞いてみよう」ということになりました(おばあちゃん便利)。私はつかめないので、娘がつかんで牛乳パックに入れると、大切そうに連れて帰りました。まず姪っ子に見せると、「かわいい~!」と寄ってきました。おばあちゃんに見せると「あらあら、かわいいこやね。」・・・そっか、この子はかわいい090408 1934のか、と少し安心し始めた時、おばあちゃんは「こんなのかわいいもんやて」と言いながらザリガニ君をつかんで口に入れるふり。・・・昔父親がゴキブリを怖がる私に、「こんなの何も怖くないんだよ」とティッシュでつかんだゴキブリを口に入れたことがありました。あの時の(逆にひどくなった)恐怖心を思い出しました。衛生的によろしくないと思うので、良い子はマネしないでください(笑)
早速おばあちゃんに飼育ケースを借りて何もかもセットしてもらい、我が家へ連れて帰りました。次の日「保育園に連れて行く!」ときかないので、良いのか悪いのか先生に聞いてみようと一応連れて行くと、なんとOK。カタツムリの時もOKだったけど、私物の生き物を連れて行っても本当にいいんだと今でも信じられない感じ。教室を見ると、なんと男の子が持ってきていたカブトムシを机の上にのせ、皆でつかんだり戦いごっこをしたり。先生も参戦。090408 2039あぁ、本当にいいんだ(←やっと信じた)。生き物に興味が出てきたこの年頃、皆で身近に触ったり見たりできる環境があること。かわいがっている自分の生き物を連れてきたい、皆に見せたいという気持ちを大切にしてくれること。しっかり飼育しなさいよ、と一日中その子に面倒をまかせること。とてもいいことだと思いました。もちろん私は見ることも触ることも出来れば避けたい、しかし娘には生き物を飼育させてやりたいという都合の良い、悪母です。
そして先日のお祭りで我が家にやってきたのは「金魚」。ちょっとズルをしてやっとの思いですくった金魚ちゃん。一緒に行った姪っ子も金魚を連れて帰ったのですが、きちんとした水槽やポンプなどお義兄さんの趣味でしっか090408 1937りとした飼育が始まりました。そこでうちはシンプルな箱ですが、そのえさや石などをおすそ分けしてもらい、水草も実家の庭から拝借。すっかり居心地の良さそうな金魚のおうちが出来上がりました。よーし私も家の中に生き物がいる状況に慣れてきたゾ・・・と思い始めた矢先、ベランダにまだ生きているセミがバタバタしている!うわぁ~!と泣きそうになりながらも熱い鉄板のようなベランダ。何とかチリトリで外の緑のある方へ飛ばせてあげようとしましたが、キャーキャー言っている間になんともう1匹どこからか落ちてきました。2匹とももう瀕死の状態で命の短さを切なく思いながらもどうしてやることも出来ず(そんな勇気がでず)そのままベランダで息絶えました(この子たちは夫が帰るまでそのままなのでした)。あぁ、生き物。どうしたら慣れるかな。肝っ玉母さんに憧れるけど、ダメな私です。
最後の写真は娘が描いたザリガニ君の絵。飛んでいます。

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