The cotton conection

2012.08.20

ガールスカウトキャンプ

DSC_8890ご無沙汰しております。すっかり夏休みを満喫しておりました。皆さまお元気ですか?
夏休み前半は2泊3日のガールスカウトキャンプへ行ってきました。場所は飛騨金山の森。ずいぶん前から「キャンプ楽しみ~」と言っていた娘。しかし本人はキャンプとは何なのか全く分からず。どんな気持ちで楽しみにしていたのかは不明です。私も小さい頃は毎年キャンプに行って(行かされて)いました。初めて飛行機に乗って、小学校3年生の時に北海道へ行きました。その前の晩のことは今でも覚えています。兄二人と同じようなサイズの大きなリュックに、家族でひとつひとつ荷物を確認しながら詰め込みました。兄たちと一緒とはいえ、初めて親と離れて外泊するのはドキドキでした。現地に着いて、兄たちと同じバスに乗ったのでホっとして後ろの方の座席の兄を探して目が合うと一言、「ば~か」と言われて余計に寂しさが増したのも覚えています。
そんなことを思い出しながら、娘の始めてのキャンプへ同行しました。私が経験したキャンプと今回のガールスカウトのキャンプの大きな違いは、キャンプの内容をすべて子どもたちが考えたということ。朝・昼・晩の食事のメニューも全て子どもたちが考えました。もちろんガールスカウトなので、火をおこしたり飯ごうでご飯を炊いたりするのも自分たちでやります。リーダーや保護者チームはそれらを援助するだけ・・・。しかしその援助が大変!子どもたちが考えたメニューとなると、材料を安くすませようとか何も考えていません。それらを揃えるのは保護者の仕事。いかに安く、無駄なく揃えるか。そして時間が限られているので下ごしらえから全てを子どもたちがやるのDSC_8836は不可能。やはり保護者チームが段取りをしてスムーズに食事の支度が出来るよう準備の準備(笑)をします。後片付けはもちろん子どもたち全員がやるので楽ですが、それでも片付けの片付けも必要。そして先回りして次の食事の支度。想像力と体力をフルに活用して2泊3日を乗り切りました。といっても私は「はじめてさん」なので、保護者チームの代表ママの言うとおりに動くだけなのであまり頭は使いませんでしたが。それでも保護者チーム用の食事は保護者が自分で作らなければなりません。火をおこして・・・から一緒です。子どもたちのことを手伝いながら自分たちの分も作り、食事にありつけるのはいったいいつなのか、途方にくれることもありました。ガールスカウトキャンプとは、子どもやリーダーたちにとってかなり過酷なものだと想像していたけれど、保護者チームにもよほどの体力と精神力が必要!と思いました。朝は誰よりも早く起きて食事の準備。夜は誰よりも遅くまで起きて翌日の打ち合わせ。それでもどうにかして子どもたちに良い経験をして欲しい、安全に楽しい思い出をつくってほしいと願えば、どんなに大変でもやってあげたくなるというもの。保護者全員がそういう気持ちだったと思います。もちろん、DSC_8826保護者だけが頑張ったわけではなく、参加した全ての人の努力によって作り上げたキャンプだったと思います。どの日のどの時間だったか忘れましたが、誰かが「村の法事みたい」と言ったので笑ってしまいました。確かに40人分のじゃがいもの皮むきとか、にんじんとか。大量の小麦粉や大きなお鍋、イヤになるほど切ったスイカ・・・。お料理が苦手な私でも何だか自信がついてきそうなほどの経験ができました。
ところで私はご存知のように(?)虫が大の苦手です。蛾などもダメです。昔経験したキャンプでは、それが一番大変だったと記憶しています。しかし今回、もちろん虫はたくさんいましたが、それほどひどい恐怖体験(笑)はありませんでした。森の中の暗闇のトイレとか、虫だらけのシャワー室とか、もっともっと怖かったと思うのだけど。やはりそれなりにいろいろ経験し、りっぱなオバチャンになったんだなぁと実感しました。
まだまだ子どもたちのことも書きたいのだけどまた長くなりそうだし・・・写真が多いので2日にわけて書こうと思います。また明日~

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