The cotton conection

2012.09.03

プリキュア卒業

090408 24493歳になったばかりで逗子に引っ越した頃、娘の興味がいきなり変わりました。今までアンパンマン一色だったものが突然プリキュアになり、ズボンばかりでなんのしゃれっ気もなかった子が突然スカートしかはかなくなり頭には大きなリボンやカチューシャを付け出しました。誕生日もクリスマスもプリキュアのものを欲しがりました。そして5歳の今、先日行った旅行直前からまた突然興味が変わりました。今度はジュエルペットです。きっかけはおそらく映画を見に行ったこと。実はテレビではまだ1回も見たことがありません。映画を見た日に買った「ジュエルペットぬりえ図鑑」という小さな本を大切に大切に旅行の間も肌身離さず持ち歩き、旅行先ではおじいちゃんにおおきなジュエルペットのぬりえを買ってもらい、その2冊で文章を読んだり、字をなぞったり、ぬりえをしたり、何だかいつもより長くそれらで遊んでいるなぁ、よっぽど気に入ったんだなと思っていました。それが旅行から帰ると、なんと今まで持っていたオモチャや本でプリキュアのものやもういらないと思ったものを出し始めました。どんどん増えるオモチャに置き場所も困るし整理整頓もうまくできないので困っていました。それが自分から整理を始めるとは!以前引越し前にも少しモノを減らそうね、と言っていらないと思うオモチャなどを「ご自由にどうぞ」と書いたダンボールに入れて玄関に出したことがあります。その時のことを覚えていて、今回も「ごじゆうにどうぞ、するー!」というのです。あの時私は「処分したり誰かにあげたりしてすっきりさせれば、また新しいものが自然に入ってくるよ。」と言いました。それが実際に、「ご自由にどうぞ」ボックスから絵本を持っていったおばさんが、数時間後に「お礼にこれどうぞ」と新しい絵本を持ってきてくれたのです。その絵本は気に入って今でもよく読んでいます。娘はその経験を覚えているので、「ごじゆうにどうぞ、をすれば新しいジュエルペットのオモチャがもらえるもん!」とはりきって古いおもちゃの整理を始めたのです。
とにかくあふれていたオモチャがすっかり棚に収まりきれいすっきり!紙のものやもう古くボロボロのものは思い切って処分しました。まだ使えるものは、姪っ子たちにあげようかとも思ったけれど、娘の何十倍も部屋にオモチャを持っている姪っ子たちにあげるのは・・・ちょっとお義姉さんに申し訳ないかなと思い(というか絶対に欲しがらないと思い)、リサイクルに出すことにしました。欲しい子どもたちに届くよう適切なところを探したいと思います。
そして夫が帰ってくる週末、娘はわざわざ電話で「プリキュアは卒業したから、ジュエルペットのものお願いね!」と念をおしていました。買ってきたのはふろく付きのジュエルペットの本。テレビも見ないのに登場するジュエルペットたちの名前を全部覚えてしまい、姪っ子たちから教えてもらった魔法の呪文を唱え、遊びたおしています。おかげで私もほぼ名前を覚えました。最近は見なくなっていましたが、日曜日の朝にやっているプリキュアのテレビ番組を毎週見るという拘束からやっと開放される~と思ったら、姪っ子がジュエルペットの番組やってるよ、と娘に教えてしまいました。しかも忘れないように!と娘の手にペンで「にちようび、あさ7じ」と書いていました・・・(東海地区)。プリキュアは8時半だったのに。もっと早い時間・・・(涙)
それにしても興味のあることに集中する力、子どもって本当にすごい。このジュエルペットのぬりえ図鑑や本を活かして、どうにかしてひらがなやカタカナをきれいに書けるようにしたいと母はひそかに悪だくみをしているのでした。3歳でプリキュア、5歳でジュエルペット、この計算で行くと次回は7歳。何に興味を持つかなぁ。
そして写真は昨日、姪っ子&娘を連れて行った近くの小学校にて。トイプードルのモコ、ジュエルペットに出てきそうだなと心の中で思いながら、「似てる似てる!サフィみたい。じゃぁモコをジュエルペットごっこの仲間に入れて・・・」と遊ばれている図を妄想し、何となくかわいそうと思い娘たちには何も言わずにひとりモコに「内緒にしておいてあげる」と話しかける夕暮れなのでした。

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