The cotton conection

2009.02.13

BONSAI (その2)

948ac77d.jpgなんと。盆栽教室に行ってきました~。楽しかったー!! こちらは景色盆栽という新しい分野の盆栽です。いつかブログにも書きましたが、偶然テレビの番組で見た盆栽の先生の教室がうちのお店のすぐそばにあったのです。教室は満員。ほとんど若い人でした。先生のお話もおもしろく、土の感触も気持ちよく、いつも生徒さんに「メリハリ」やら「バランス」とか「空間」なんて言葉を使って絵キルトづくりを教えていますが、それと同じことをこの鉢の中で(上で?)やっていることに気づきました。出来上がった時はとてもうれしい!しかしキルトと違うのは、毎日のメンテナンスが必要ということ。そして生きているのです。毎日成長し、春には花が咲くのです!楽しみ~。夫には「やりすぎっ」と言われますが、ちょこちょこお水をあげてはひとつひとつの芽を覗き込んで楽しんでいます。

富士桜富士桜の「湖上の舞」。枝ぶりがおもしろい桜で、春には白っぽい桜が咲くそうです。苔と苔の間に広がる(ミニ)空間は川原をイメージしています。これがもっと細かい砂を敷くと、なぜか川原ではなく、海など大きな景色に見えてしまうのです!これは絵キルトでも、その景色を表現するために大きな柄の布は手前に、小さな柄のものは奥に・・・などと使い分けたりするのと一緒ですね。

先生がおっしゃっていました。「しっかり冬の寒さにあてないと、花は咲かない。」なるほどね。。。かわいそうだから、とぬくぬくおうちの中で育てちゃうとダメなのかな。世の中の厳しさも経験しないと人生花開かないよ・・・と言われたような・・・(勝手に想像ふくらんじゃって)身にしみた言葉でした。

でも植物も人間も、暖かい所に長くいると、その環境にいつかは慣れちゃうらしいですよ。。。怖い怖い!

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