The cotton conection

2012.09.26

夕日

090408 2872似たような写真を前にも載せたけど、ピアノ教室の先生のお宅前はとにかくすばらしい景色。ずーっとずーっと田んぼが広がっていて、最近は日が短くなって夕日が沈むのが早く、きれいな夕焼けの空とともにキラキラと輝く稲穂がなんとも言葉に出来ないくらい綺麗です。写真ではなかなかその広さや輝きが見えてこないけど。
今書いていて気付いたのですが、「ピアノ」「夕焼け」・・・前にも書いたような・・・。そうです。逗子でもピアノの先生宅に向かう途中で素敵な景色を見ていました。ほんの数m先は海、という細道を車で走りぬけ、見えるのは波のキラキラ、江ノ島に沈む太陽、一年でもっとも美しく見えるというダイヤモンド富士までも見ることが出来ました。風の強い日の夕方、太陽のキラキラを映す波とか揺れるヤシの木の影とか、それこそ言葉に出来ない。写真にしても感動は半分、絵に描こうとしても絶対に表現出来ない、その時その場で見た瞬間の感動ってどうやって表したらいいのかな。こういう時、本当に頭のどこかか、体のどこかか分かりませんが、むずむずします。別にそこまでして誰かに伝える必要はないのだけど・・・。
いろいろ探してやっと決めたピアノ教室でしたが、心のどこかで「景色の良いところ」という条件があったのかもしれない(他の景色が悪いという意味では決してありません)。仕事を終えて急いで迎えに行き、車の中でおやつをひとつ食べさせて、夕暮れ時のきれいな景色を見ながらピアノに向かうという行程。おもしろい偶然の一致でした。(あ、でも良く考えたらただ場所が変わっただけで、「夕方にピアノ教室へ」となれば夕焼けが見られるのはあたりまえだ。)
逗子で見た海の波も、岐阜で見る稲穂の波も、とにかく大好きな景色に違いはないけれど、岐阜の景色にはひとつ難点が。逗子では海のすぐ近くまで小さな丘や山があり道も狭く入りくんだ地形です。山をひとつ・ふたつと越えて、住宅地の中、山の谷間など車を走らせる夕暮れ時に困ることは何もないのですが、岐阜へ来て困っていること。それは西日!どこまでもまっ平らな大地のおかげでいつまでも西日がキツイ。ピアノ教室へは、北から南へ一直線に走ります。逗子生活に比べたらかなり車の燃費は良さそうですが、走り出して最初から最後まで約10分~15分。ずっと右の頬に西日があたるのは絶対にお肌に良くない(笑)。私は目が弱いので晴れた日の運転ではいつもサングラスをするのですが、西日が真横からあたる時間帯はフルフェイスのヘルメットをかぶりたいくらい。黒子さんの頭巾でもいいけど。たまに顔全面に真っ黒なサンバイザーをして自転車に乗っている奥さまを見かけるけど、車であれをやったら・・・友達はできないですかね。その前にすれ違った車の人がびっくりして事故が起きるかも。危険危険。
先日、一年中ほとんどテレビを見ない私に、夫からわざわざメールがありました。「この番組を見なさい」と。それは女性の大敵、シワについてでした。そんなに小じわ増えてきた!?とショックを受け、どこの番組か忘れてしまいましたが、しっかり見ましたよ。とても役立つ情報でした。どうやらその番組によると、シワは紫外線によって増えるものらしく、秋冬も日焼け止めを塗った方がいいらしい(え、それだけ?いえいえ、番組ではもっといろいろやっていました)。とにかくそれを見てから、さらに日焼けには気をつけなくちゃと思い、最近の西日がどうも許せないというわけなのです。しかしこれから冬になって寒くなると、この暖かい西日がありがたかったりするんだろうな・・・。

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