The cotton conection

2011.05.07

発表会終了

0507aいや~終わりました。ピアノの発表会。私たちの教室では連弾をする親子が多いのです。緊張したー。会場についたら何だか本格的。リハーサルでは子供たちがとても上手に弾いてる。こんな時「お母さま」が間違えたら・・・と考えるとドキドキ。ランチは控えめにサンドウィッチにしました。娘の頭の中には「緊張」という文字はまだ入っておらず、リハーサルの意味も分からず、「ねー早く遊ぼう」とか「次はどこ行くの?」など言ってる。本番が近づき、「さー行くよ!」とささやくとなぜかピシっと背をのばしいつもよりしっかり見える我が子。娘は練習どおりにおじぎをし、練習どおりに弾いてくれました。私は・・・しっかり1回間違えました。が、何とか無事最後まで弾き終えることができました。(たった1・2分のかなり短い曲です)0507bその後は、ホッとしてゆっくり他の方々の演奏を聞くことが出来ました。やはり本物のピアノの音はいいなぁ。かなり上級の小学生、緊張で止まってしまう初心者のおばさま。さすがに惚れ惚れする先生の演奏。久しぶりに音楽を堪能できました。小さい頃の発表会を思い出していました。真っ白な靴下にピカピカの青い靴が嬉しかったこと。緊張して震える手や、頭の中が真っ白になって手が止まってしまった時の心臓の音。最後にもらった花束や写真撮影の和やかな雰囲気。そのままの「発表会」が30年たった今日も同じように行われていました。
数年前に留学体験の講演会をしたことがありますが、たくさんの人の前で話すことも、いつのまにかそれほど緊張しないオトナになった自分。だけど小さい頃のこのピアノの発表会でのたくさんの失敗(と思っていた)をいつか克服したい。「間違ってもいいんだよ」と言われてもどうしてもミスをするのが怖かった。怖いのは練習が足りないせい。分かっていてもそれでも頭が真っ白になってしまうほどの緊張感が怖かった。この年になって生活の中で「緊張」なんてほとんどしなくなってしまったけれど、肝試しのつもりで娘と一緒に成長したい。手が止まってしまった時の恥ずかしくて怖くてどうしようもなかった気持ちを忘れず、失敗をしても先に進める強い心を身につけたい。いつか娘にそんな時が来たときに心から応援してあげられる母でありたいと思う。

そして今回は娘のこの衣装。シンプルな何の飾りもないワンピースですが、自分なりに納得のいく服を着せられて、娘が「かわいいね」と言われるたびに嬉しかった。やはり手作りっていいなぁ。頭のリボンとウエストのリボンは朝になって急遽カットしたもの。(カットしただけの布きれ) 袖を長めにしようと思ったのですが、会場は暑かったので半そでで正解でした。少し大きかったので、今年の夏、たくさん着てほしいなと思います。「お母さんがつくってくれたんだよ」と自慢げに話す娘。あと何年かな。「もーいらない!」と言われるまで作りつづけよう。(・・・・かな

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