The cotton conection

2012.09.14

怒らない作戦 その後

なかなか反響が大きかったので(笑)、先日書いた「怒らない作戦」のその後をレポートします。怒らないといっても、感情的に怒らないという意味で、はっきり悪いことをしたときは怒ります。その時の言い方とか自分の気持ちの持ち方とか、そこが我慢のしどころだと思います。
効果はすぐに出てきました。2・3日笑顔を心がけて、朝起きてこない時にいつもならいやな言い方で「もう朝ごはんいらないなら片付けるから!」とトゲトゲしく言っていたところを、「モモちゃん(お気に入りのぬいぐるみ)がお姉ちゃんの朝ごはん食べようとしてる!あっあ~!大変!早くおいで~」と娘が喜びそうな言い方をすると、すんなりとはいかなくても必ず機嫌よく起きて来ます。今までの言い方だとお互いに機嫌が悪く、朝からまったく・・・と自分の中でもいやぁな気持ちが膨らんでいきますが、ちょっとイライラしたなと心で思ってもその一瞬を我慢するだけで(結構エネルギーいるけど)、数分後の気分は雲泥の差だと気付きました。お義母さんの言っていた「笑顔でいると子どもも笑顔だよ」という言葉は本当でした。たった2・3日でこれなので、おそらくこういうことを心がけて毎日過ごせたら自分の心もだいぶ穏やかになるかなぁと思います。しかしママ友達も言っていましたが、二人目、三人目のお子さんがいる家庭だとこうはいかないと思います。ちょっと我慢したところで、次から次へとイライラさせる原因を作る子どもたち。想像しただけで私には無理だな。。。本当に友達いわく、「母は忍耐あるのみ!」

娘の言動によっていちいちカーッとなっていたけど、何とか冷静にビシっと伝えられた時や、今までなら細かいことをガミガミ言っていたのをちょっと我慢して言わないようにすると後から自分の機嫌も良いということに気付いてからは、娘のことも前より冷静に観察できるようになった気がします。私が今日はうまくいったなぁ、「ガミガミ」も「カーッ」もなかったなぁと思う日は、娘の話し方も変わります。娘もどうやら私にイライラさせない言葉を選んでいるようなのです。それは怒られるからビクビクしているわけではなくて、私がトゲトゲしい言葉からやさしい言葉に変えたように、穏やかなやりとりです。まさに子どもは鏡。良く言ったものです。食事中にひじがついていたらすぐに「コラッひじ!」と言っていたガミガミをちょっとの間我慢して、ひじをついていないなんでもない時に「あれ、今日ひじついてないなんてすごいね~」と褒めます。そして何日かそのまま様子を見ていると、自分から「あ、そうそうひじついちゃってた、いけないんだよねー」と言うのです。本当に不思議。遊びの中でもガミガミがなくてご機嫌な娘はいつもよりも想像力が豊かな気がします。夫はあまりにも「まだまだ夢の中」で遊んでいる娘をちょっと不安に思うようですが、私はそれこそ「まだまだ夢の中」でいいと思います。想像力を発揮して例えばただのトイレットペーパーの芯に色鉛筆でたくさんの四角を書き、「これケータイ!」と言いながら空想の中のお友達と会話をしていたり。そういう遊びは大歓迎!と思うのは私だけでしょうか・・・。

まぁここで言うのは簡単です。「怒らないようにする」なんて世の中のお母さんおそらく全員が何度も何度も挑戦していることに違いないと思います。そこで先日聞いたお義母さんの時代の苦労を忘れないため、いつでもこういう日々の心がけを忘れないため、感情的に怒らず小さなガミガミを言わない日が何日続くかカウントしてみようと思います。先日、早々に一回振り出しに戻っている(笑)ので、今日は4日目。ブログで前にも書いたと思うけど、「決意」したことが3週間続けば「習慣」になるそうです。それが「行動」になって「結果」を生み出すそうです。何回も振り出しに戻ると思うけれど、とりあえず目標は21日間。それまでカウントできたらご褒美に(もちろん自分に)モンブラン買ってこようーっと。岐阜ではどこに美味しいモンブランがあるかな?

そうそう。ひとつ注意(自分に言い聞かせる)。朝から娘を笑わそうとはりきっていたある日のこと。娘に「おかあさん、えくぼカワイイ~!」と言われました。え、えくぼなんて私ない。鏡を見ると、それはくっきり出た笑いジワ。この歳で朝から笑いすぎるとこういうことになるのか。危険危険!

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