とりあえず続いています。少しずつ。今週作ったものは、あさりの酒蒸し。(画像が青くなってしまいましたが)娘はあさりが大好き。他にもおかずがありましたが私の分まであさりを平らげました。このあさりの酒蒸しは以前に何度か作ったことがあったのですが、きちんとレシピを見たのは初めてでした。そしてあさりと言えばいつも思い出すことがあります。まだ目黒にいた時だったから3・4年くらい前だと思いますが、はじめてあさりを買ってきたのは今と同じ夏でした。塩水につけておかなくちゃダメよ、と母から聞いたので塩水につけ、そのまま保育園に娘を迎えに行きました。夕方、まだまだ暑い時期。しかも娘は魔のイヤイヤ期。何をしても自転車に乗らない。乗せようとするとギャーギャー泣き出し暴れるので危なくて乗せられない。家とは反対の方向に歩き出す。仕方なくついていく。の繰り返し。いいかげん暑いし疲れるしで自転車を保育園に置いたまま、大汗かきながらおんぶしてやっとの思いで帰ってきました。
そしてあさりちゃーん。洗い流そうとキッチンに行くと!ビヨヨヨーーン!!と中身が全て出てしまっていました!見たこともない悲惨な光景でしたが、そのまま料理に使うのはいけない、ということだけは分かりました。夫が帰ってきてから話すと、「かわいそうに!!あさりだって生きてるんだぞ!!」の一言。それは一生忘れません。あの暑い中、水からお湯になってしまったボウルの中であさりたちはどれだけ苦しい思いをしただろう。本当にごめんなさい。しかしその後、じわじわとゆっくり水からお湯に変わる中で苦しい思いをするのと、フライパンの上で強火にかけられギャッ!と殻を開かされるのと、あさりにとってどちらが苦しいのか、としばらく考えこみ、結局どちらもかわいそうなのであさりの気持ちを考えるのはやめることにしました。
さて気を取り直して、他につくったものは、なすがたくさんあったのでなすばかり。「なすとぶた肉の炒め煮」「キャベツとちくわのごま酢和え」(タニタのレシピ本より)、それから「ズッキーニとなすのツナソテー」(クックパッドより)「さつまいもいっぱいの野菜スープ」。最後の写真は、お義父さんがカナダのお土産でメープルシロップをくれたので、再び作った「フレンチトースト」。今回作った中で一番美味しくできたのは「なすとぶた肉の炒め煮」。しょうゆ・砂糖・酒・だし汁・しょうがなどで炒め煮るだけですが、油を多く使わないタニタのレシピはさっぱりとして今の時期美味しく感じられました。次の日に作ったツナソテーはボソボソして娘には不評。同じなすでも調理の仕方でこんなに変わっちゃうんだと感じた一週間でした。他に、(再び)なすの亀の子焼きもつくりました。いいかげん、なす飽きてきました。それでも畑からなすはどんどん届く。もっと美味しいレシピを探さなければ。
2012.08.03