The cotton conection

2012.10.17

現実逃避の旅

090408 3045ご無沙汰しました。木曜日夜から夫のいる東京に向かい、家族でたくさん遊んできました。ディズニーランド、ディズニーシー、キッザニアなど。毎日夜遅くまで。ダッコやら肩車やらで夫の疲れは大変なものだと思いますが、娘の体力もかなりのものだったと思われます。久しぶりの都会は懐かしい香りでいっぱいでした。人でごったがえすホーム、エスカレーターの異常な長さ・・・。娘は電車内の「御徒町(おかちまち)」のアナウンスを聞いて、「え!お菓子町だって!!」と目を輝かせて大興奮。「トーキョー」のイメージを勝手にアップさせていました。
ディズニーランドでは、アトラクションの乗り物などよりも、ミニーちゃんのおうちなどの想像して遊べるところが大好きでした。「チップとデールのツリーハウス」では、090408 3064音が出たりひっぱったり何かをたたいたりする所に子供たちが集中して並んで、ママたちが「順番よ!」とキリキリしているのに、娘は何でもない壁に突然耳をあて、「あ!ポコッポコッてどんぐりがどんどん出来上がってる!」と叫んだかと思うといきなり走り出し、「DoNot Enter」の看板がかかっている下に手をつけて、「ココからどんぐりが出てくるんだよ。おかーさん、早く!あふれちゃう!」そしてお次はおにぎりをにぎるようにどんぐりを(空想上で)つくりあげ、「さぁ出来た!温めなくちゃ!」とまた階段を駆け上る・・・。木の家の中を何十往復もして、忙しそうに自分で名づけた「どんぐり工場」で働いていました。090408 3119どんぐり工場で散々働いた後は、気分も絶好調で、おそらく岐阜県民しか分からない、ミナモダンスを大声で歌いながら踊り出しました。さらには「カラフルタウン♪カラフルタウン♪カラフルタウン♪ 行こーー♪」という、これまた岐阜市や瑞穂市周辺住民しか知らないであろう歌を歌い続け、「トーキョーの夢の国」(いや、実際は千葉でしたっけ?)でめいっぱい楽しい時を過ごしました。
キッザニアでは、ファッションデザイナー・建築士・ピザ屋さん・お化粧される人・アイスクリーム屋さんなどを体験でき、充実した1日を過ごしました。カメラを忘れた私は必死で携帯で撮りましたが、親たちの「撮影ポジション争奪戦」ではかなり苦戦しました。
最後の朝、夫は寂しそうに会社へ向かい、私と娘が総仕上げに向かったのは逗子。半年ぶりに懐かしい保育園に行くと、先生やクラスメイトたちから大歓迎を受け大喜び。当たり前だけど子供たちが、娘と同じように半年前よりも一回り大きくなっていて何だか寂しいような嬉しいような複雑な気持ちになりました。みんな、娘のことを覚えていてくれて本当にありがとう!娘が生まれた土地、目黒は東京からすぐに行けるのに今回は立ち寄れませんでした。またいつか、覚えているうちに懐かしいあの街にも必ず訪れたいと思います。逗子からは友達が横浜まで一緒に来てくれて、新横浜では前の保育園の先生が見送りに来てくれて、大好きな人にたくさん会えた娘は大喜び。新幹線の中でも大好きな抹茶アイスを買ってもらい私がお姉さんに支払いをしていると、お姉さんに向かって「あ!まっちゃ売りの少女だぁ♪」と親父ギャグなみのひとことで周りの大人を凍りつかせても、最後までご機嫌な娘なのでした。
岐阜駅に戻ってくると、ぎりぎり直前で都合を調整し再会できることになった、10年ぶりの友人が待っていました。結婚前に同じ会社で働いていた人で、今回の国体に出場していたのです。仙台から来た車椅子の彼は、今年車椅子バスケットボールの主将だったそうです。しかも優勝したそうです!(試合を見られなかったのが残念です。)震災後のつらい話、家族の話、たくさん話しました(娘はあいかわらずご機嫌で折り紙とハイチュウで付き合ってくれました)。何だかいろいろうまくいかなくて弱っていた自分にカツが入りました。しっかり自分にしか出来ないことに集中して生きていこうと思いました。気分転換どころか、本当に栄養満タン、充電満タンの意義深い旅となりました。
そんな決心とやる気で満ち溢れて帰ってきた自宅。なんと!カギがない・・・。夫の家に忘れてきました。ということで夫の実家にておばあちゃんの服を借り、姪っ子に似合わない!と言われながらも二日間を過ごし、やっと今帰ってきた我が家なのでした。さ、今日からまた頑張っていこー。

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