先日、久しぶりに自分の実家へ帰りました。(夫の実家に帰る回数の方が圧倒的に多い)その途中、ちょっと遠回りですが昔通っていた大学周辺の方まで用事があって行くと、夫が突然「運転かわる?」と言い出しました。そこから実家までの道のりは若かりし18・19の私が毎日通った道。大学とその後勤めた会社は毎日車で通学・通勤していたので、その道は約5年間通ったことになります。山、山、山、川、田んぼ、山、牛、畑、山・・・という田舎道。その頃はカーナビなんてものもないので、今思えばかなり遠回りをしていたようです。しかし本当にその狭くクネクネとした道が大好きでした。あまりに久しぶりすぎてどこで曲がるのか分からない場所もありましたが、懐かしくて楽しいひとときでした。
隣で娘があーだこーだおしゃべりし、私は「この景色が好きだったんだよねー」と独り言。若かったあの頃、事故をして彼(今の夫)にビヨヨーンと出た目(ヘッドライト)をガムテープで応急処置してもらい、ひざがガクガク震えていた帰り道、ケンカして車の中で大泣きしながら帰った道、いつもおなかが痛くなって途中でよく寄ったセブンイレブン。その後就職し(途中まで同じ道でした)、日産スカイラインに乗りかえ人生で一番モテたあの頃(笑)。今じゃぁすっかりオバチャンになったけど、実家から見える山々や懐かしい道を通ると、心がポカポカになります。久しぶりに楽しかったなぁ。運転していたので写真を撮れなかったのが残念。
先日の娘の言葉。
ねー、お母さん。今日は「アナグマ」がお空の向こうから来たんだよ
へ!? クマ!?
そうしたらね、ザーって雨が降ってきてね、先生とお部屋の中に逃げたんだよ。
あぁ、「あ・ま・ぐ・も」ね!びっくりしたー
ちがうっ「あ・な・ぐ・ま!」。
といつまでも雨雲と言えない娘でした。