娘はもうりっぱな5歳の女の子なので、1日中流暢にペラペラとおしゃべりをしていますが、時々勘違いしたことばづかいをしているので笑ってしまいます。どこかで「リサイクル」という言葉を聞いてきたのか、それを勝手に「ぶさいくる」と変換して使っていたりします。可愛い(親バカ)のでこれまではそのままにしていましたが、そろそろ直さなくてはいけないなぁと思っていました。それが最近いろいろなことに興味を持ち、言葉について使いなおしたり、「○○ってなぁに?」と聞くことが多くなりました。子どもってほんとに自然に成長するんですね。親がとやかく言ったりしなくても、段階をふんで自分からきちんと学ぶんだと気付いたら、聞かれたことだけ答えておこうかな、という気になりました。
ところがその質問が難しい。「おかっぱ」ってなあに?とか「フリータイム」ってなあに?という質問ならまだまだ簡単です。考え込んでしまったのは、「なまいき」ってなあに?などの質問。他にもいろいろありましたが忘れてしまいました。とにかくうまく説明が出来ない言葉について聞かれると、何だかむずむずして悔しい。娘が理解できるようなことばに直すのがこんなに大変だなんて。いつも「おとうさんに聞いてごらん」という逃げ道に走りますが、この先ますます増えるであろう「○○ってなあに?」から逃げなくてもいいよう、私がまずことばの訓練をしなくては。
こんな5歳児にくらべたら、姪っ子の小学3年生は本当に大人に見える。・・・と思っていたのに、昨日面白いことを言っていました。お姉さんと「圧力なべ」について話していたら、姪っ子が突然「握力なべってなあに?」と。「人によってお料理のできあがりが違うね」というようなことを言っていたので、確かに「握力」という難しい言葉については理解していたと思います。料理下手のうえに握力のない私には絶対に使いこなせないなべですわ。まだまだ可愛い子どもたち。勘違い言葉や使い方の分からないことば。もう少し自由にさせておこう。
昨日の朝からおじいちゃんが出張で中国に行きました。娘がおばあちゃんに、「え、おじいちゃん天国に行っちゃったの?」と話していたを聞き逃さなかったのですが、慌てて訂正するおばあちゃんを見ながらそっと成り行きを見守った私でした。