先日、名古屋のバムケロ原画展に行ってきました。横浜であった時に行けず、名古屋でやらないかなぁと思っていたらなんと本当にやるという情報を得て喜んでいたのがもうずいぶん前のような気がします。楽しみに楽しみに待っていたのに、その日は意外にもあっという間に過ぎ去りました。娘を連れて行きましたが、最初のうちは一緒にじっくり。後半はスタスタ・・・。ハっと気付いたら娘だけすでに外に出てしまっていたので慌てて追いかけ一瞬で会場を出ることになりましたが、それでも色鮮やかで楽しい絵を堪能できました。一番興味深かったのは、島田ゆかさんが実際に使われている筆や絵の具が飾ってあるところ。自分はミーハーではないとずっと思っていましたが、これだけ島田ゆかさんの絵が好きになると、同じ筆が使ってみたい･･･と思ってしまうのでした。そして会場の外にはたくさんのバムケログッズ！絵本はもちろん、文房具やバッグやぬいぐるみ、ケロのフライパンまで。わくわくしながらひとつくらい買ってあげようかな～（自分が欲しい）と思っていたら、娘は一目散にある場所を目指して走っていきました。それは併設されたランドセル売り場。
「これが欲しい！」と一番に指差して、勝手に背負ったのは前から決めていた水色のランドセル。その後いろいろ目移りして、ピンクや赤も背負ってみましたが、やはり最終的に「絶対これ！」と選んだのはその水色。今のランドセルはすごいですね。機能はどれも十分すぎる良いものばかり。しかも豪華な刺繍やキラキラのボタンとか、子どもが好きそうな飾りがばっちり入っています。店員さんによると、水色や紫などの人気色はすぐに売り切れちゃいますよ。とのこと。すでに紫のかわいい飾りのものは売り切れていました。もちろん最初からピンクや赤に比べて生産数が少ないから当たり前ですが。それでもそういわれるとあせる。散々悩んでその日は一旦帰り、その後いろいろネットを見たり岐阜で専門のカバン屋さんを見に行ったりしましたが、娘が気に入ったのは最初に見た名古屋でのあの水色。飾りにピンクと赤の刺繍が入り、シルバー色のボタンにピンクの石のようなものが埋め込まれているのです。似たような水色のランドセルならもっと安くネットでも買えるし、今買わなくてもまだまだ他で見つかるのですが、それと同じ飾りのものはどこを探してもありませんでした。親としてやはり大きくなったときのことを考え、赤やピンクを選ばせるべきか・・・とも思いましたが、数年前から水色がいいと言って、知り合いのお姉ちゃんが可愛いピンクを背負っていてもその意思がぶれることはなかったので、ここは好きな色でいいか、とそれに決定しました。（はい、買ってしまいました）
秋くらいにおばあちゃん連れて一緒に選ぼう～なんて思っていたのに・・・。夏からランドセル買う人なんているのかね、と思っていたのに・・・まさかそれが自分だったなんて（笑）。最初に見て気に入ってしまったものをまた今度、と秋冬になって来たらおそらくなくなって違うものを買うことになる時の娘の反応が怖いので、やはりどうせ買うものだもの、いいか～ということになったのです。売り場に行くとまた迷ったりしちゃうので（私が）、もう絶対に近寄らないようにしよう。
来年は1年生になるんだぁと思ってはいましたが、実際こんなふうにランドセルを背負った姿を見たらかなり実感がわいてきました。これだけで目に涙がたまる私は、卒園式や入学式、いったいタオルをどれだけ持って行ったらいいんだろう。大きくなったなぁ。バムケロはいったいどこへ・・・。すっかりランドセルに心を奪われてしまった母娘なのでした。
そんなランドセル熱が冷めてきた数日前、「小学生のあとは中学生になるんだよ」という話が出てきたら、娘はいきなり満面の笑み。何事かと思ったら・・・「ちゅうがくせいになったらまた違うランドセルが選べるの？何色にしよう！わくわくしちゃう～！」とのこと。まだまだお子さまだな。