The cotton conection

2011.03.13

停電

早くに寝なくて良かった。
うちの地域では明日の朝6:20~10:00と夕方16:50~20:30まで輪番停電という情報を得た。電気は貯められないから消費量の多い時間帯にやらないと意味がないらしい。
もう寝てしまった夫を早く起こそう。電車は動くのかな?携帯を充電しておこう。冬だから冷蔵庫の中身は大丈夫かな。信号機も止まってしまうのだろうか。明日は自転車で保育園だ。雨が降らなければいいけど。
朝はまだいい。夕方が問題。娘と暗闇をどう過ごすか。先日の停電の時には、懐中電灯を持って外に出た。あまりにも星がきれいだったから。家の中より外の方が明るかった。こんなこと、絶対に気づくことがなかっただろうな。あんなにきれいな星、小学生の時に夜校庭に集まった、あの日以来だ。
ろうそくは余震の時危ないので使わないほうがいいらしいです。それから懐中電灯にコンビニ袋をかぶせて立てかけると部屋全体があかるくなって過ごしやすかった。これはツイッターでも誰か言ってました。
うちでは小さな持ち手付のかごにコンビニ袋をかぶせた懐中電灯を上に向けて入れ、そこにミッフィーのぬいぐるみを入れて持ち歩きました。娘と「ミッフィー!こちらを明るくして!」「ハーイ、今明るくしますよお待ちくださーい」と懐中電灯ごっこ。これを楽しんだおかげで娘が暗闇で泣くことはありませんでした。

親はこの停電のことを知っているだろうか。突然の停電にパニックにならないだろうか。こんな時、ネットやテレビ・携帯などをいつも見ない人たちはどうやって情報を得るのだろう。新聞じゃ遅すぎる。

あぁ、それにしても被災地の人たちのことを思うと寒さも暗闇もへっちゃらと思う。この停電もこれからしばらく続くらしい。今日行ったスーパーでは食べ物がほとんどなかった。それでも被災地に比べたらどうってことない。食料や水、運搬など被災地の人たちを助けられる業種の会社のみ営業し、その他の会社はすべて営業を停止したら電気が少しは助かるだろうか・・・世の中そんな単純には出来ていないだろうし私がひとりで考えてもどうにもならないかもしれない。でも何とかひとりでも生き残ってほしい。寒さや飢えに耐え抜いて、暖かい春を迎えてほしい。

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