記録係、だいぶブログに書くのを怠ってしまいましたが、もう家の建築はかなり進んでいます。上棟からあっという間にいろいろできあがり(はしょりすぎ)、今ではこんな(写真)ふうに。とにかく専門用語が分からないので素人ことばで書いてみます。我が家は昔ながらの土壁で作る予定。竹をたくさん入れた後、職人さんたちが泥を塗っています。(という説明で合っているのだろうか)娘と見に行くと、「おじさんたち、泥んこで遊んでる」と、ひとこと。聞こえないふりをしてくれた職人さんたち。ひとりの人が泥をシャベル(?)で、もうひとりの人が手に持っている板のようなもの(きっと名前があるんだろうね)にヒョイッと投げるのです。それをキャッチしてすかさず右手の・・・あれ、何ていうの?塗るもの、あれでシャーっと竹に塗りつけていくのです。確かに娘からしたら遊んでいるように見えるかも。家の壁もガレージの壁も全部これで作られます。この土壁については夫が詳しいので私は全く無知なのですが、少しは知らないといけませんね。調べたところ・・・「土壁とは、土と木と竹を組み合わせた土塗り壁のこと。竹を藁で細かく格子状に編み付け(小舞=コマイ)、そこに水と藁を含んだドロドロの土をつけることで壁をつくっていきます。」土壁の大きな特徴は「蓄熱性」だそうで、たとえば冬、部屋の内側から暖房で暖めた時に、壁がその熱を蓄えます。 一旦暖まると冷めにくい性質を持つ土壁は、部屋の中を一定の温度で保つことに優れている・・・らしいです。まぁ、どの程度それを体感できるかは住んでみないと分からないですが、薪ストーブも入れる予定なので、今度の冬が楽しみです。今の借り住まいは新しく出来たばかりのアパートですが、気密性が高すぎて少々息苦しく、化学的な臭いもしたりしておそらく今年体調を崩したのはそのせいじゃないか・・・とさえ思っていますが、それでも外出先から帰ってきても家の中が寒いことがないので、始めて寒い岐阜の冬を越すには良かったなぁ、と体調が戻った今は楽観的に考えています。さて、来年の冬は寒いか、暖かいか。土壁、薪ストーブに乞うご期待。
この建築中の我が家を見物するためにも、最近保育園には歩いて登園しています。その道中、道幅が狭いために曲がっているミラーがありました。その曲がったところは、娘の説明によると「これはね、疲れちゃった人が途中で休憩できるように、って曲げてくれてあるんだよ。」とのこと。「便利な世の中だねー」と私が言うと、「だよねー」との返事。水たまりがバリバリに凍っている寒い朝。もっこもこに着込んでのんびり歩くのは意外と気分がいい。こうして娘と手をつないで登園できるのもあと何ヶ月かな。卒園式の頃まで寒いだろうな・・・。
とにかく関東育ちの私にとって岐阜はとても、いやかなり寒い!という今日のブログでした。おしまい。