今日のブログは特大号~(笑)。
先日から「アメリカの慶子さん」の話題が出ていますが、なんとその慶子さんが日本に一時帰国をするというので、途中の宿泊先である京都まで会いに行ってきました。この日を逃すまいと数日前から娘の体調管理、自分の体調管理に気をつけ、前日は緊張してほとんど眠れない・・・という、我ながらいくら尊敬する人にまた会えるからってこんなに繊細な神経の持ち主だったかと感動(笑)するくらい。その緊張の理由はもうひとつ。慶子さんとお嬢さんは私が去年一緒に生活した3週間を思い出せば、日本での食事にすぐに困ってしまうだろうというくらい徹底したオーガニック食(といっていいのかな?)。そこで、なんと恐れ多くもマクロビのプロである慶子さんに玄米焼きおにぎりとトマトやとうもろこしなどを差し入れしよう!と思いついたのです。(ほんとに無謀)おそらく持ってきたお弁当などは底をついた頃だろうし、コンビニやスーパーじゃ簡単に普段の食料が見つからない日本。2日前から玄米を炊いてみたり紅花油を買ってきたりおにぎりを作ってみたり、練習しました。まさに最近のお料理ブーム(自分だけのね)に乗ったわけです。しかし、油が多くてべっちゃりしてしまったり、三角になかなかおにぎりがならなかったり・・・。本当にお料理となると不器用で笑っちゃいます。ご実家に帰られるまでの長い道のり、荷物も多いだろうからと差し入れの箱は牛乳パックを切りふちにマスキングテープを貼って臨時お弁当箱にしました。当日の朝は4時半に起きて頑張りました。何とか練習の成果で上手に出来たと思います。ついに再会。そして差し入れ。やはり外食が続き大変だったとのこと、すぐに食べてくれて「あ~おにぎり美味しい!ここで玄米が食べられると思わなかった」と言ってくれました~。本当に嬉しかった。そのおにぎりは去年慶子さんから教わりました。玄米にしらす、ごま、青のりを入れておにぎりにし、表面を焼いてお醤油を塗りしそを巻いていただきます。
娘たちは一気に1年前を思い出し、意気投合。ホテルのベッドの上で散々飛び跳ねた後は近くの京都水族館へ向かいました。それほど大きな水族館ではありませんが、とてもきれいでステキでした。中でもイルカショーはどこでもやっているような「ショー」とは違い、「イルカとは?」という教育的な内容で、とても勉強になりました。たった半日の再会でしたが、本当に会えて嬉しかった。お嬢さんが前日の電話で娘に「わたし、JAPANにいるのよ~」と言ったその英語まじりの「ジャパーン」がおもしろくて散々マネをして喜んでいたのに、しばらくしてから「ジャパーンてなぁに?」と聞く娘。ふきだしてしまいましたが、アメリカという国のこと、日本という国のこと、日本語や英語などのことばの違いについて。彼女たちのおかげで娘も本当に貴重な体験をさせてもらっています。「ゆいちゃん(お嬢さん)に会いに行くよ!」と前日から話していて、当日になり新幹線に乗っていると、「あれ?飛行機乗らないの?」とのこと。ゆいちゃんに会いにアメリカへ行くのだと思ったらしい(リュックひとつで!?)。娘の距離感はまだまだあやふやですが、私にとっては去年のすばらしい3週間がいまだに夢のように感じられて、また楽しかったあの時に戻りたいと思うけれどもう二度と戻れない、そんな遠い遠いアメリカなのでした。
「あの時の味」であるペカンナッツのお菓子をいただきました。あ~懐かしい!と本当に心の底から楽しく、何だか切ない、そんな有意義な再会でした。
2012.06.29