The cotton conection

2011.07.13

アメリカ旅行記 その10

DSC_6381アメリカ滞在12日目。今日の午前中は別のお友達宅へ遊びに行きました。そちらの家もとても古く、1939年頃築だそうです。そこの2階に大きなファンがあり、故障しているとのことでまた夫のお仕事開始。ブレーカーが何とか、モーターが何とか・・・私にはさっぱり分からない世界。その後、庭の畑などを見せてもらい、お子さんが二人もいるのにとても上手に野菜まで育てている!DSC_6415写真は、そのお庭で今とれたきゅうりをかじる娘。
さて、午後の幼稚園に間に合うように急いで車を走らせたのですが、やはり途中で眠ってしまいました。疲れもたまっている頃。起こすのがかわいそうだったのでクラスが始まる直前まで車で寝かせ、ぎりぎりになって起こすと・・・案の定不機嫌。教室に連れて行っても私にべったりくっつき離れない。ぎゃーぎゃー泣いて「今日は幼稚園行きたくない~」とのこと。
疲れているだろうし、これまで頑張ってきたからと私も「今日はいいかな」とほんの少し思いましたが、心を鬼にして泣きさけぶ娘を先生に預けてきました。日本でもどんなに泣こうが連れて帰ることはありません。
それを今OKしてしまったら、何となくけじめがつかない。せっかく病気にならずに来れたのだから、最後までしっかり経験させてあげたいと思い、私も泣きそうになるのを我慢しました。どんなに楽しそうでも、きっと一番一生懸命に気をはっているのは娘です。
私と夫はアメリカで暮らした経験もあるし、なんせもう大人(しかも今回は楽しく遊んでばかり)。これからの予定も、時間の使い方も、自分たちで決められます。だけど4歳の娘にとっては「ABCの幼稚園」がどんなところでこれから毎日何が起こるのか、想像すら難しい。昨日まで、幼稚園に行く前に「頑張るから、今日お迎えにきたときに、ギューしてね。」と言っていました。私は「もちろん!」と言って終わった後はギューとするのですが、そのお願いごとの思いの強さをもっと軽く感じていました。本当は本人も気づいていないだろうけど、きっと心細い思いをしながらも精一杯1分1秒を過ごしているのかもしれない。もっと気持ちをこめて「ギュー」しなければ。
夕方お迎えに行くと、心配も一気に吹っ飛ぶニッコニコの笑顔で走ってきました。いろいろと話を聞くと、「I’m hungry!」(おなかすいた!)と言えたよ!とのこと。あの泣きは眠いのとおなかがすいたせいでもあったのね。すぐにスナックタイムにしてくれたらしく、自分で思っていることを伝え、自分自身で気持ちの切り替えができたこと、きっと自信になったはず。無理やりにでも置いてきて良かったと思いました。
DSC_6482そして幼稚園でもプール遊びをしたのに、ホテルに戻ってからもプール。この笑顔。子供は本当にたくましい。この夏の経験をどうかいつまでも忘れないでいてほしい。
DSC_6531そしてお父さん、宿題(ファンのモーター)をホテルに持って帰ってきました。何だか日本でも車のエンジンを部屋に持ち込んで同じようなことやってたと思いますけど・・・そんなお父さんの夏休みももうすぐ終わろうとしています。

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