The cotton conection

2011.07.16

アメリカ旅行記 その13

DSC_6955アメリカ滞在15日目。さぁ、今日は幼稚園最終日。大きな病気もせず、最後まで出席できて本当に良かった。クラスの様子を見ることはできませんでしたが、毎日少しずつ英語も話していたようです。皆プールに入っているのに、眠いからとひとりでお昼寝をさせてもらった時もあったそうです。慣れない環境の中、きちんと自分の意見を伝えられたこと。それだけで十分だったと思います。今回の目的は、日本とは全く違う文化で暮らす場所が存在するということにほんの少しでも気づくこと。初めての海外暮らしにしては、十分すぎるほどの良い環境でした。(写真は「プリキュアの大好きなリズムのポーズ!」プリキュア大好き少女はアメリカに来ても変わることはありません。友達になにそれ?と言われようが、主題歌を大声で歌っています。)

DSC_7000お世話になったお宅の写真を載せていなかったかな??今日もとても天気がよく、森の中のこの家は本当にきれい。もしもっと時間があったらずっと眺めていたい。実はこの家のキルト制作を6年前に頼まれていたのです。私がお店をオープンさせたのがちょうど6年前。忙しさでいつも「今年こそ必ず!」と言い続け・・・、子供が生まれ、さらに忙しくなり自分の時間はもちろん、仕事の時間さえ自分自身でコントロールするのが難しい状況に追い込まれ、今回「休みをとろう」と夫に言われ選んだ場所がこのニュージャージーの友人宅。その時はすっかり忘れていたけれど、つわりでつらかった時、仕事で落ち込んでいた時、娘が寝かせてくれなくて寝不足に泣いた日々、「いつか友人のニュージャージーの家へ行って一緒にお料理したりしたいなぁ」と夢を持っていたのです。来てから初めてその夢がかなったということに気づきました。そこまで目の前の事しか見られなくなっていた自分にびっくりしたくらい。
実際に来て見て、暮らしてみて、キルトを今年こそ必ず制作しようと決心する、というよりも自分から作らずにはいられないほどの美しい場所です。そしてこの環境だけでなく、ここでの毎日の暮らしは今までの私を全く別の人間に変えてくれるだけの密度の濃い日々でした。実は遊んでいただけではないのです(笑)。日本に帰ってからやるべきこと、今まであやふやだったり迷ったりしていた気持ちに整理がつきました。残すところあと2日。こんなにも有意義な旅はもう二度と体験できないかもしれない。しっかりと今年の夏の景色を目に焼き付けて、日本に帰ろうと思います。(あ、日本に帰ったらまだまだ暑い夏が待っているのだった・・・)

DSC_7050今日はビーチピクニック。友人の手料理を持って日が暮れるまでビーチで遊ぶ子供たち(に付き合わされるオジさん)。おいしいおにぎりと子供たちの笑い声(と泣き声)がいつまでも続けばいいなとしんみり思う、キラキラまぶしい夕焼けでした。

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